
LEDの基礎知識
LEDとは何ですか?
LEDは、電気を通すことで光を放つ半導体のことを指します。日本語では「発光ダイオード」と表現されますが、英語では「Light Emitting Diode」という表記になり、頭文字を取ってLEDと呼ばれています。
LEDはなぜ省エネになるのですか?
LEDはそれ自体が電気を通す半導体を光源としており、電気を直接光に変えることができるため、発光効率が非常に高くなっています。
発光効率lm/Wでいうと、白熱球は15lm/W、蛍光ランプやHIDランプでは80lm/W、これに対してLEDは、現状では50lm/Wですが、今後は100lm/Wに達するものが市場に出まわると予想され、発光効率はさらに高くなるとされています。
LED照明を判断する基準や規格はあるんですか?
LED照明は発展途上の技術で、まだ品質や性能の基準、いわゆるJIS規格がありません。
LEDを使用していればLED照明として販売できる状態です。そのため、ただ光り、安いだけの「粗悪品」も出回っているのも現状です。
購入の前には必ず財団法人電気安全環境研究所(JET)などの第三者機関の評価を受けているかどうかを確認しましょう。
通常の蛍光灯とLED蛍光灯はどこが違うんですか?
蛍光灯の方がルーメン(lm)などの数値的に優れているように思われますが、蛍光灯は360度光を放っています。
それに対し蛍光灯タイプのLED照明は基本的に下方光束となります。
多くのシーンである天井に使用する場合、蛍光灯から蛍光灯タイプのLED製品へ切り替える事により、同じ明るさを表現するのに従来の蛍光灯に比べ約半分の消費電力で賄えます。
LED照明の選定の際に抑えておきたいポイントはなんですか?
「明るさ」「消費電力」「長寿命」「価格」です。
その上で、「第三者機関の性能評価を受けているか」「どのような導入実績があるか」「点灯テストができるか」などになります。
電気代はどのくらい安くなりますか?
お客様の現在のご利用状況により異なりますが、一般的に50%程度の電気代を削減できます。
LEDの寿命はどのぐらいですか?
LED照明器具は光束が初期値の70%になった時点を寿命と定めており、ほとんどの器具は光束維持率70%時を40,000時間に設定しております。
LEDの特長はなんですか?
まずは白熱灯や蛍光灯に比べて、長寿命なことが大きな特長です。次に視認性が良好で屋 内外を問わずに幅広く使えることで、身近な例では最近の交通信号機です。そして器具の小型化が容易で照明器具として自由な設計が可能になります。また小電力 でも点灯可能なため、省エネや環境への配慮にも貢献し、さらに熱線や紫外線をほとんど含まず、調光・点滅が自在など、いくつもの長所が挙げられます。
LEDはいつ頃開発されたのですか?
LEDの歴史は意外と古く、1960年代にはすでに暗めの赤色と黄緑色が開発されており、70年代になって黄色が登場しました。発展の転機となったのは、1993年の青色LEDの開発。1996年には青色LEDと黄色蛍光体の組み合わせによる白色LEDが開発されて現在に至っています。